根治療法
特に症状の重い方には、根治療法として減感作療法が、中心となります。
減感作療法は、抗原特異的な免疫療法とも呼ばれ、花粉の抽出液を、少しづつ濃度を上げて注射し、免疫システムを、徐々に慣れさせて、花粉に対するアレルギー反応を低下させ、体質改善により、過剰反応を抑える治療法です。
免疫療法とも言われてるそうです。
しかし、効果が現れるまでに、通常2〜4年もかかるらしく、現在、期間の短縮や、成分の舌下投与も、研究中で、その可能性が注目されているそうです。
漢方の処方
漢方薬には、今現在の、花粉症の症状に対して飲むものと、体質を改善するために、飲むものがあります。
飲んですぐ、花粉症の症状に効く漢方薬も、体質などによって種類がありま
す。
また、漢方というと漢方専門の、薬局で処方してもらうという、イメージを、お持ちの方も多いでしょうが、漢方専門の開業医や、病院の中に、東洋医学外来を、備えているところもあり、そうした医院や、病院に相談すれば、漢方による治療も、可能です。
漢方による治療で、注目すべきは、花粉症の時期の、対症療法とは別に、体質改善をめざした治療も、行われている言うことです。
花粉症の治療
アレルギー性疾患である花粉症は、短期間で完治させることはできません。
症状を出にくくしたり、既に出ているつらい症状を、少しでも薬で楽にすることはでき、気長に構えれば、もとから治すことも可能だと、言われています。
でもその効果にも、個人差があります。
使用している薬等に、どのような成分が含まれるかを、医薬品に付けられた説明書、医療機関や、薬局などで、確かめるようにして、一度専門医に相談することを、強くお勧めします。